仕事についてこどもたちの前で話してほしい、というリクエストを受け、
NICOから歩いて徒歩1分の萱野小学校に行ってきました。
私でええんかいな、という不安もあったんですが、
いままで大きな夢を叶えたひとに話を聞くことが多く、
逆に身近な存在のひとにも話を聞きたい、ということだったので、それならお役にたてるかも、と。
よく知ってる子も多い学年だったので、特に気を張ることもなく、
(ええかっこ言うてもすぐ本性バレるしな)わりとそのまんまを話しました。
なんでいま北芝で働いてるのか、なんで料理の(お店の)仕事に就くことになったのか、
やりがいはなにか、などなど。
私自身、「シェフになる!」って思ってなったわけではなく、流れるままに生きてたら
こうなった・・という人間なので、「夢をもつ大切さ」みたいなのは語れません。
おとなのひとに向けた起業講座みたいな場でもいつも話すんですが、
むしろ「自分のやりたいこと」と「ひとから求められること」のふたつを
どう折り合いつけるかが仕事のおもしろさと思っています。
他人から「これ向いてるんちゃう」と言われたことや、「これやって!」と頼まれたことが
案外じぶんに向いてたり、いつのまにかそっちがおもしろくなってたり・・
という出来事がいままでたくさんありました。
なので、あんまりこだわりすぎずに目の前のことに挑戦してみるのもいいかもよ、というメッセージが
伝えられたら、と思って話をしました。
先生が上手に話を誘導してくれたこともあって、想像以上にこどもたちにもそのメッセージが
伝わっていたので、嬉しかったです。
人前で話をするとじぶんの頭も整理されるし、いいかんじです。
先生との話もおもしろかったし、楽しい時間でした。
余談ですが、帰り際学校内では給食のいい匂いが~。
匂いでいっきに小学校時代を思い出したのでしたー。